済民(読み)さいみん

精選版 日本国語大辞典 「済民」の意味・読み・例文・類語

さい‐みん【済民】

〘名〙 民の苦しみを救うこと。
三代格‐一九・弘仁一〇年(819)六月二日「静論其弊、深乖済民

せい‐みん【済民】

〘名〙 人民困苦難儀を救うこと。さいみん。〔許衡‐詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「済民」の意味・読み・例文・類語

さい‐みん【済民】

苦しんでいる人々を救済すること。救民。「経世済民
[類語]救援救助救難救急救命救済救世救国救民済世慈善助ける

せい‐みん【済民】

人民を苦しみから救うこと。さいみん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「済民」の読み・字形・画数・意味

【済民】せいみん・さいみん

民をすくう。〔書、武成〕惟(こ)れ爾(なんぢ)(ねが)はくは克(よ)く予(われ)を相(たす)けて、以て兆民を濟(すく)ひ、の羞(しう)(はじ)を作(な)す無(なか)らんことを。

字通「済」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android