さい‐せい【済世】
〘名〙 世を救うこと。世の人を救い助けること。
社会の
救済。せいせい。
※滑稽本・風来六部集(1780)放屁論「吁
(ああ)済世
(サイセイ)に志
(こころざす)人、或は
諸芸を学ぶ人、一心に務れば、
天下に鳴ん事、屁よりも亦甚し」 〔易経注‐蹇卦〕
せい‐せい【済世】
〘名〙 世を救うこと。
時代の弊害をなくし、
人民の
難儀を救うこと。
さいせい。〔広益熟字典(1874)〕
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デジタル大辞泉
「済世」の意味・読み・例文・類語
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普及版 字通
「済世」の読み・字形・画数・意味
【済世】さいせい・せいせい
世をすくう。晋・陸機〔魏の武帝を弔ふ文〕夫(そ)れ迴天倒日の力を以てして、形骸のを振(すく)ふこと能はず。濟世夷(難を夷(たい)らぐ)の智にして、困を魏闕(ぎけつ)(宮城の門)の下(もと)に受く。字通「済」の項目を見る。
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