清逸(読み)せいいつ

精選版 日本国語大辞典 「清逸」の意味・読み・例文・類語

せい‐いつ【清逸】

〘名〙 (形動)
① 清くすぐれていること。また、そのさま。〔米芾‐跋懐素書〕
② 清く心身をたもち世をのがれること。清らかで浮世離れしていること。また、そのさま。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「清逸」の意味・読み・例文・類語

せい‐いつ【清逸】

清らかで、世俗的でないこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「清逸」の読み・字形・画数・意味

【清逸】せいいつ

清新ですぐれる。唐・挺章〔国秀集の序〕風の後、數千載の、詞人才子、禮樂大いに壞(やぶ)る。~務めて聲折を以て宏壯と爲し、勢と爲す。~長太息を爲すべきなり。

字通「清」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android