清玄(読み)せいげん

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「清玄」の解説

清玄
(通称)
せいげん

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
恋衣雁金染
初演
嘉永5.1(江戸河原崎座)

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普及版 字通 「清玄」の読み・字形・画数・意味

【清玄】せいげん

奥深い。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「清玄」の解説

清玄 (セイゲン)

植物カエデ科イロハカエデの園芸品種

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世界大百科事典(旧版)内の清玄の言及

【桜姫東文章】より

…1817年(文化14)3月江戸河原崎座初演。配役は,桜姫のちに風鈴お姫を5世岩井半四郎,自休のちに清玄・釣鐘権助実は信夫の惣太・稲野谷半兵衛を7世市川団十郎,稚児白菊丸・稲野谷半十郎を岩井松之助,小雛・葛飾のお十を5世瀬川菊之丞,入間悪五郎・残月を大谷鬼次,局長浦を惣領甚六。題材は,《一心二河白道(いつしんにがびやくどう)》の〈清玄桜姫〉の世界と〈隅田川〉の吉田家のお家騒動を綯交(ないま)ぜ,これに当時(1807年),品川の遊女屋に,京の日野中納言の息女と称する遊女がいて評判になり,のちに偽物とわかり追放されたという巷間の話題を仕組んだもの。…

【桜姫全伝曙草紙】より

…1805年(文化2)刊。歌舞伎などで流布していた清玄桜姫物の怪談を素材とし,悪と美とグロテスクと怪奇を織りなした,京伝の長編伝奇小説の代表作。丹波国鷲尾義治の正妻野分の方が,寵妾玉琴を惨殺したことに端を発し,玉琴の怨念がさまざまな形で野分の方にたたり,その娘桜姫にも,玉琴の死体から生まれ成長して清水寺僧となった清玄が恋慕し,愛欲の死霊となってまつわりつづけるという物語を主筋とし,これに発心する鈴虫・松虫姉妹,復讐する怪盗蝦蟇丸(がままる),忠臣弥陀二郎などがからむといった錯綜した複雑な趣向で,二人桜姫や屍姦譚をふくんだ妖美で怪奇な世界がつくられている。…

※「清玄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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