精選版 日本国語大辞典 「清涼」の意味・読み・例文・類語
せい‐りょう ‥リャウ【清涼】
[1] 〘名〙 (形動) 清らかで涼しいこと。すがすがしいこと。冷たくさわやかなこと。また、そのさま。しょうりょう。せいろう。
[2]
[一] 「せいりょうでん(清涼殿)」の略。
※菅家後集(903頃)九月十日「去年今夜侍二清凉一、秋思詩篇独断レ腸」
[二] 「せいりょうざん(清涼山)」の略。
※六如庵詩鈔‐二編(1797)二・嵯峨別業四時雑興三十首「寺写二清涼一留二瑞像一、陵帰二冥漠一想二遺弓一」
しょう‐りょう シャウリャウ【清涼】
〘名〙 (形動) (「しょう」は「清」の呉音) 清らかで涼しいこと。冷たくさわやかなこと。また、そのさま。せいりょう。〔文明本節用集(室町中)〕
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