清栄(読み)せいえい

精選版 日本国語大辞典 「清栄」の意味・読み・例文・類語

せい‐えい【清栄】

〘名〙
① 清く栄えること。
最後勝利者は誰ぞ(1892)〈北村透谷〉「茅舎の中、寒燈の下、至大なる清栄を感謝するものもあるなり」 〔水経‐江水注〕
書簡などで、相手の健在、繁栄などを祝う、挨拶(あいさつ)のことば。
※殿村篠斎宛馬琴書簡‐文政一一年(1828)三月二〇日「漸々春暖ニ赴候処、彌御清栄被成御座、奉賀候」

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デジタル大辞泉 「清栄」の意味・読み・例文・類語

せい‐えい【清栄】

清く栄えること。手紙文などで、相手の無事と繁栄を喜ぶあいさつの語。「ますますご清栄のこととお喜び申し上げます」

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