精選版 日本国語大辞典 「清曲」の意味・読み・例文・類語 せい‐きょく【清曲】 〘名〙① 清らかな感じの曲。美しい調べ。※凌雲集(814)和左衛督朝臣嘉通秋夜寓直周廬聴早雁之作〈嵯峨天皇〉「葵女弾レ琴清曲響、潘郎作レ賦興情融」 〔謝恵連‐雪賦〕② 能楽で、澄みきった美しい音声から受ける音感をいう。※五音(1434頃)下「さて謡う当座の音聞、清曲成事を知るべし」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報