清元流(読み)きよもとりゅう

世界大百科事典(旧版)内の清元流の言及

【清元梅吉】より

…清元三味線方。3世以降は清元流の家元。(1)初世(1841‐1907∥天保12‐明治40) 本名藤間藤次郎。…

【清元節】より

…5世延寿太夫は,時代の流れに従って語り口を品よく統一し,さらに社会的地位の向上につとめた。3世梅吉とのコンビは人気を博したが,1922年に不和となり,梅吉は独立して清元流(梅吉派)を樹立,以後梅吉派と延寿太夫派(高輪派)に分裂して今日にいたっている。 清元節の歴史は新しいが,その曲風の変遷は激しく,あらゆる面をそなえているといえる。…

※「清元流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」