添装薬(読み)てんそうやく

世界大百科事典(旧版)内の添装薬の言及

【工業雷管】より

…1864年にA.ノーベルは銅管体に雷汞(らいこう)を詰めた雷汞雷管を発明し,これらの新しい高威力爆薬を確実に爆発させることに成功した。現在用いられている雷管は,管体の底部に添装薬を,その上に起爆薬を詰め,さらに穴のあいた内管でふたをした混成雷管で,導火線を挿入して口じめをして使用する。管体の材質は銅,アルミニウム,鉄である。…

※「添装薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」