添水唐臼(読み)そうずからうす

精選版 日本国語大辞典 「添水唐臼」の意味・読み・例文・類語

そうず‐からうす そうづ‥【添水唐臼】

〘名〙 (「そうずがらうす」とも) 鳥獣をおどす添水(そうず)と同じような仕組みにつくり、石を打つ部分に杵をつけ自動的に穀物をつくようにしたもの。
※俳諧・糸切歯(1762)八月「添水は先づ大竹を伐てからくりを仕かけ置、谷川より水を引〈略〉からうすをふむごとし。依て農夫僧都がら臼といへり」

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デジタル大辞泉 「添水唐臼」の意味・読み・例文・類語

そうず‐からうす〔そうづ‐〕【添水唐臼】

添水と同じように作り、石を打つ部分にきねを取り付けて、米などをつくようにしたもの。そうずうす。

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