混浴(読み)こんよく

精選版 日本国語大辞典 「混浴」の意味・読み・例文・類語

こん‐よく【混浴】

〘名〙 男女が同じ浴場で入浴すること。
江戸繁昌記(1832‐36)二「男女混浴の禁、最も宜しく厳守すべし」

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デジタル大辞泉 「混浴」の意味・読み・例文・類語

こん‐よく【混浴】

[名](スル)男女が同じ浴場で入浴すること。

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世界大百科事典(旧版)内の混浴の言及

【風呂】より

…徳川将軍家では,浴後身体をぬぐうのにゆかたを幾度も着替えて,手拭を用いなかったという。 銭湯では,江戸後期まで男女混浴が行われ,石榴口(ざくろぐち)内部は灯火もなく,男女湯槽の仕切板も不完全なため,風紀を乱すこともしばしばあったという。寛政改革(1787‐93)では混浴の禁止が命ぜられているが,隅ずみの銭湯まではなかなか行き届かなかったようである。…

※「混浴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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