混打綿(読み)こんだめん

精選版 日本国語大辞典 「混打綿」の意味・読み・例文・類語

こんだ‐めん【混打綿】

〘名〙 綿糸紡績工程の一つ。俵につめられて固い塊になっている原綿混打綿機でばらばらの状態開綿し、他の種類の原綿と混ぜ合わせ、筵状の形につくり出すこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の混打綿の言及

【紡績】より

…原綿は梱包を解いてそのまま使用するが,毛,くず絹,麻などではふつう用途に従って原料を選別し,毛では洗浄,絹では精練を行う。(2)開繊工程 綿では混綿と雑物の除去とを兼ねて混打綿工程で開繊が行われる。原毛は原綿のようには固まっていないので,打つ,はたくなどの操作は行わず,次のカーディングを十分に行う。…

※「混打綿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android