混成語(読み)こんせいご

世界大百科事典(旧版)内の混成語の言及

【クレオール語】より

…植民地などで外来の移住民の言語と土着の言語が接触した結果生じた言語。混交語,混成語ともいう。さまざまな言語間の混成が起こりうるが,クレオール語として有名なのは西太平洋で行われるビーチ・ラ・マールBeach‐la‐Marや,中国人が商業上用いるピジン・イングリッシュである。…

【ピジン諸語】より

…〈ピジン〉という名称の語源には,英語の〈business(仕事)〉の中国語訛り起源説,ポルトガル語〈ocupação(職業)〉の中国語訛り説,ヘブライ語〈pidjom(交易)〉説,南米ギアナ沿岸の先住民の言語の〈pidian(人間)〉説などがある。現在のところは,〈buisiness〉説が一般的である。 人間の歴史は,民族移動,戦争,交易,移民,探検などによる,異なった文化や言語を持つ人々同士の接触の歴史でもあった。…

※「混成語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」