混じる(読み)マジル

デジタル大辞泉 「混じる」の意味・読み・例文・類語

まじ・る【混じる/交じる/雑じる】

[動ラ五(四)]
ある物の中に種類性質の異なる別のものがはいり込む。まざる。「黄の―・った緑色」「麦の―・った御飯」「髪に白いものが―・る」
グループに加わる。仲間にはいる。交際する。「子供たちに―・って遊ぶ」
分け入る。山野などにはいりこむ。
野山に―・りて竹を取りつつ」〈竹取
[補説]ふつう、「雑音が混じる」「色が混じる」のように、互いにとけあって元の物が判別できないさまには「混じる」、「白髪が交じる」「漢字仮名の交じった文」のように、元の物が判別できるさまには「交じる」を用いる。
[類語]交錯混合混ざる混交雑多まぜこぜちゃんぽん折衷

こん・じる【混じる】

[動ザ上一]「こんずる」(サ変)の上一段化。「貝に砂が―・じる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android