深田祐介(読み)フカダユウスケ

デジタル大辞泉 「深田祐介」の意味・読み・例文・類語

ふかだ‐ゆうすけ〔‐イウすけ〕【深田祐介】

[1931~2014]小説家評論家東京の生まれ。本名雄輔ゆうすけ。航空会社に勤務し、長期にわたる海外生活を体験する。国際社会の中でカルチャーショックにさらされながら生きる日本人サラリーマンを描き、ノンフィクションエッセー中心人気を集める。「炎熱商人」で直木賞受賞。他に「空港」「新西洋事情」「スチュワーデス物語」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「深田祐介」の解説

深田祐介 ふかだ-ゆうすけ

1931-2014 昭和後期-平成時代の小説家,評論家。
昭和6年7月15日生まれ。35年日本航空に入社し,ロンドン駐在員,広報室次長をつとめる。51年「新西洋事情」で大宅壮一ノンフィクション賞,57年「炎熱商人」で直木賞。58年退社し,作家生活にはいる。国際化時代のビジネスマンをえがいた作品がおおい。平成26年7月14日死去。82歳。東京出身。早大卒。本名は雄輔。

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