深浅測量(読み)しんせんそくりょう(英語表記)sounding

日本大百科全書(ニッポニカ) 「深浅測量」の意味・わかりやすい解説

深浅測量
しんせんそくりょう
sounding

港、湖、などで水面から水底までの深さを測る作業。浅い場合には測深竿(かん)を使い、深い場合には鋼索におもりをつけた測深錘(すい)を使うが、最近では音響測深器が多く使われている。水面の水位は一定でなく、絶えず変動するので、平水位あるいは平均海面を定めて、それからの深さを測る。

[尾崎幸男 2016年11月18日]

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デジタル大辞泉 「深浅測量」の意味・読み・例文・類語

しんせん‐そくりょう〔‐ソクリヤウ〕【深浅測量】

音響測深測位技術を組み合わせて、海底湖底などの地形を把握する測量衛星測位システムを利用する場合、GPS深浅測量GNSS深浅測量)という。

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