深林(読み)しんりん

精選版 日本国語大辞典 「深林」の意味・読み・例文・類語

しん‐りん【深林】

〘名〙
樹木が茂った奥深い林。
※類聚句題抄(11C中)望春花景煖〈一条天皇〉「遠樹風来雲尚宿、深林日照蝋還滋」
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉三「大伽藍深林の間に聳え」
② (形動) 樹木が茂り奥深いさま。
浮城物語(1890)〈矢野龍渓二八「猪鹿ならでは通はじと思ふ計りの深林なる小逕をたどり」 〔漢書‐厳助伝〕

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デジタル大辞泉 「深林」の意味・読み・例文・類語

しん‐りん【深林】

樹木の生い茂った奥深い林。
露国詩人は曽て―の中に坐して、死の影の我に迫るを覚えたと言ったが」〈独歩空知川岸辺

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普及版 字通 「深林」の読み・字形・画数・意味

【深林】しんりん

深い林。

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