液体包有物(読み)エキタイホウユウブツ

デジタル大辞泉 「液体包有物」の意味・読み・例文・類語

えきたい‐ほうゆうぶつ〔‐ハウイウブツ〕【液体包有物】

鉱物結晶内に取り込まれた、液体を主とする包有物。結晶が形成される際に生じたクラック1から液体が入り込み、のちに閉塞されるなどしてできる。ふつう、数マイクロメートルから数ミリメートル程度。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android