海軍航行衛星システム(読み)かいぐんこうこうえいせいしすてむ

世界大百科事典(旧版)内の海軍航行衛星システムの言及

【航行衛星】より

… 航行衛星の開発は,ソ連のスプートニク1号の発信する電波の周波数が,ドップラー効果によって変動することに着目したアメリカのジョンズ・ホプキンズ大学とアメリカ海軍により行われ,1960年には最初の航行衛星トランシット1B衛星が打ち上げられた。その後64年7月アメリカ軍により海軍航行衛星システムNavy Navigation Satellite System(NNSS)として運用が開始され,67年以後はNNSSの一部が民間用に公開された。
[NNSSの構成と測位の原理]
 NNSSは位置決定に必要な種々の情報を送信する人工衛星と,人工衛星を追尾し人工衛星内部の情報を修正する地上局,衛星からの信号を受信し受信位置を求める受信局(船や航空機など)から構成されている。…

※「海軍航行衛星システム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android