海石(読み)うみいし

精選版 日本国語大辞典 「海石」の意味・読み・例文・類語

うみ‐いし【海石】

〘名〙 海から出る石。⇔山石
※天理本狂言・萩大名(室町末‐近世初)「あの石は山石かうみ石かと言ふ」

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普及版 字通 「海石」の読み・字形・画数・意味

【海石】かいせき

軽石

字通「海」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の海石の言及

【海高】より

…近世日本の色高(雑税)の一種で,海石(うみこく),海上石ともいう。江戸初期,海川付けの村が海川で行う漁猟採藻の収獲高を見積り,それを田畑同様村高に結んだもの。…

※「海石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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