海底居住計画(読み)かいていきょじゅうけいかく

世界大百科事典(旧版)内の海底居住計画の言及

【海洋開発】より

…しかし日本では陸上の利用面積が狭隘であるため,社会的ニーズと経済性からみて逐次必要なものから実現していこうと努力されている。
[海底居住計画]
 人間が海中にダイブして作業をする場合,呼吸する空気あるいは混合気の圧力はその水深に相当する圧力に等しいので,人体中にガスが溶けこむ。作業が済んで海面に浮上するとき,圧力が減少するため人体中に溶けているガスは体外に排出されるが,減圧を急速に行うと窒素は気泡となり体に多くの障害を与える(減圧症)。…

※「海底居住計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」