海の原(読み)ワタノハラ

デジタル大辞泉 「海の原」の意味・読み・例文・類語

わた‐の‐はら【海の原】

広い海。うなばら。
「―八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人あまの釣り舟」〈古今羇旅

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「海の原」の意味・読み・例文・類語

わた【海】 の 原(はら)

(「わだのはら」とも) ひろびろとした海。大海。うなばら。
※古今(905‐914)羇旅・四〇七「わたの原やそしまかけてこぎいでぬと人にはつげよあまのつり舟〈小野篁〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android