精選版 日本国語大辞典 「浮鳥」の意味・読み・例文・類語
うかれ‐どり【浮鳥】
〘名〙
① まだ夜が明けないのに浮きたつさまに鳴いて朝を告げる鶏。
② ひとところに落ち着かないで飛び回る鳥。夜、ねぐらを離れて浮かれ歩く鳥。
※大観本謡曲・藤(室町末)「月は出でてもむば玉の、よるべ定めぬ浮かれ鳥、鳴く音も法(のり)の声添へて」
うき‐とり【浮鳥】
〘名〙
① 水に浮かんでいる鳥。水鳥。《季・冬》
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