浮浪者(読み)フロウシャ

デジタル大辞泉 「浮浪者」の意味・読み・例文・類語

ふろう‐しゃ〔フラウ‐〕【浮浪者】

定まった住居職業を持たず、あちこちさまよい歩く者。浮浪人ルンペン
[類語]宿無し無宿無宿者路上生活者風太郎ホームレスルンペン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮浪者」の意味・読み・例文・類語

ふろう‐しゃ フラウ‥【浮浪者】

〘名〙 一定住所や職業がなくあちこちさまよい歩く者。浮浪人。ルンペン。
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉四「茲に浮浪者(フラウシャ)の授産場を設け」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の浮浪者の言及

【浮浪者取締法】より

…16世紀イギリスで大量に発生した浮浪者や乞食に対する一連の残虐な抑圧立法。イギリスにおける浮浪者を取り締まる立法の歴史は,1348年の黒死病(ペスト)に端を発した労働力不足に対応し労働可能な貧民の物乞いを処罰し施与を禁止した,エドワード3世治下,1349年の労働者条例までさかのぼることができる。…

※「浮浪者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android