浮州(読み)うきす

精選版 日本国語大辞典 「浮州」の意味・読み・例文・類語

うき‐す【浮州】

〘名〙
① 泥や流木などが集まり、その上に植物が生えたりして、湖や沼などの水上に浮きただよい、州のように見えるもの。
海中の州などが水面に現われたもの。また、州が浮いているように見えるもの。
※光悦本謡曲・藤戸(1514頃)「あれに見えたるうきすの岩の、すこしこなたの水の深みに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「浮州」の意味・読み・例文・類語

うき‐す【浮(き)州/浮き×洲】

泥や流木などが集まり、上に植物が生えたりして州のように見えるもの。
川や海の上に姿を現した州。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android