デジタル大辞泉 「浮き出づ」の意味・読み・例文・類語 うき‐い・ず〔‐いづ〕【浮き▽出づ】 [動ダ下二]1 形・模様などが、下地や背景から区別されてはっきり見える。浮き出る。「船越の西丘と、対岸の船山の明神の森とは…、夏の夕暮の静かな碧の空の中に―・でていて」〈花袋・野の花〉2 表面に浮いて出る。浮き出る。「水の上に浮かびながら、手をささげて、この経をささげて―・で―・でするときに」〈宇治拾遺・一〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例