浄財(読み)ジョウザイ

デジタル大辞泉 「浄財」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ざい〔ジヤウ‐〕【浄財】

寺社慈善事業などに寄付する金銭。「浄財を募る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浄財」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ざい ジャウ‥【浄財】

〘名〙
伝道慈善社会事業などのために寄付する金銭。利得報酬を考えないで寄贈する金銭。
江都督納言願文集(平安後)五・不知願主三通「抽浄財以宛供養之費
明暗(1916)〈夏目漱石〉一六六「余裕空間に吹き散らして呉れる浄財だ」
賭け事などではなく、まともな手段で得た財貨
※桐畑(1920)〈里見弴二つの心「お前は金をもってゐる、その金は浄財(ジャウザイ)ぢァない」

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普及版 字通 「浄財」の読み・字形・画数・意味

【浄財】じようざい

喜捨

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