流足(読み)ながれあし

精選版 日本国語大辞典 「流足」の意味・読み・例文・類語

ながれ‐あし【流足】

〘名〙
① 川の流れを歩く足つき。また、そのようなよろよろした足どり。
※俳諧・口真似草(1656)四「川渡りするや時雨のなかれ足〈成政〉」
② 水の流れに足をとられて溺れること。遊興にふけって零落することをたとえていう。
評判記・もえくゐ(1677)「おもおもしきかほせしおとこも、いつのまにやらながれあしの、よるべさだめずなりはてしとき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android