精選版 日本国語大辞典 「流記」の意味・読み・例文・類語
りゅう‐き リウ‥【流記】
〘名〙 ⇒るき(流記)
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寺社の権利を守るため,後世に伝える機能を付された文書のこと。古代には,資財帳をはじめとする寺社の公的な財産目録は,朝廷・国衙(こくが)に進上することが義務づけられており,いったん進上されれば,公験(くげん)の機能をもつようになるので,寺社は寺領争論などに備え,提出した文書を保存していた。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
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