流体静力学(読み)リュウタイセイリキガク

デジタル大辞泉 「流体静力学」の意味・読み・例文・類語

りゅうたい‐せいりきがく〔リウタイ‐〕【流体静力学】

容器内あるいは外力表面張力などにより平衡状態にある気体液体のつり合いを論ずる流体力学ハイドロスタティックス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の流体静力学の言及

【流体力学】より

…外力や境界の存在の下での流体のつりあいや運動を議論する学問。流体のつりあいを論ずる流体静力学はアルキメデスの原理を発見したアルキメデスに,一方,流体の運動を論ずる流体動力学はレオナルド・ダ・ビンチ,ガリレイ,E.トリチェリにその先駆をみることができる。これらの人々による実験的な事実をふまえて,運動物体に働く抵抗を慣性抵抗(速度の2乗に比例)と粘性抵抗(速度こう配に比例)に大別するなどの貢献をしたのがニュートンである。…

※「流体静力学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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