精選版 日本国語大辞典 「派手・破手・端手」の意味・読み・例文・類語
は‐で【派手・破手・端手】
〘名〙 (形動) (三味線の弾き方の「はで(破手)」から転じた語とも、また、「映(は)え手」の変化した語ともいう)
※浮世草子・好色二代男(1684)七「女良のゆく風俗、うつくしき形にはよらず、破体(ハデ)なる仕出し、又は名代(なだい)にて思ひつくもの也」
※仮名草子・都風俗鑑(1681)三「今のかぶきのふうぞくは当世下劣の風にして、ひとへにはでを表として」
※フランス文壇史(1954‐56)〈河盛好蔵〉アカデミー・フランセーズ「そういうユーゴーも派手な運動をやった一人であるが」
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