津軽の太鼓(読み)つがるのたいこ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「津軽の太鼓」の解説

津軽の太鼓[祭礼・和楽器]
つがるのたいこ

東北地方青森県地域ブランド
弘前市で製作されている。津軽の夏を彩る祭りであるねぷたには欠かせない太鼓。弘前の手工業製品である桶を用いる。一本の木をくりぬいた胴に、厚さ2mmに削った馬や牛の皮を張って仕上げる。皮の部分はすべて手作業でおこなわれるが、特に自然条件を考慮しながらの仕上げの工程が重要。津軽の太鼓は、細長い撥で叩くところが他の和太鼓と異なる。青森県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android