津波・津浪・海嘯(読み)つなみ

精選版 日本国語大辞典 「津波・津浪・海嘯」の意味・読み・例文・類語

つ‐なみ【津波・津浪・海嘯】

〘名〙 地震・海底変動などによって生じる長波。海岸に近づくと急に波高を増し、土手のようになって海岸を襲う。日本では三陸海岸、北海道東岸などに被害が多い。また、高潮(たかしお)によって生ずるものを暴風津波、風津波、気象津波などと呼ぶ。地震津波。
甲陽軍鑑(17C初)品三五「一夜の内に大水いで、信玄公の諸勢、道具を津なみにひかれ候へ共、無何事

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