津村又喜(読み)つむらまたき

世界大百科事典(旧版)内の津村又喜の言及

【葛野流】より

…江戸時代は主として観世流の座付(所属)であった。明治期に入り9世九郎兵衛定睦の後宗家は絶えたが,津村又喜が大鼓三名人の一人として活躍し,その弟子川崎利吉(後の川崎九淵)も,名人として幸流小鼓方の幸祥光(よしみつ)と共に長く囃子界をリードした。現在はその弟子の瀬尾乃武(のりたけ)(1899‐1997)が宗家を預かっている。…

※「津村又喜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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