津屋崎人形(読み)つやざきにんぎょう

事典 日本の地域ブランド・名産品 「津屋崎人形」の解説

津屋崎人形[人形・玩具]
つやざきにんぎょう

九州・沖縄地方、福岡県地域ブランド
福津市津屋崎地区で製作されている。江戸時代中期の安永年間(1772年〜1781年)に始まったという。大小1,500種ほどの古型に土を型押しする技法でつくられている。素朴な素焼き人形で、博多人形影響を受けたもの。福岡県特産工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「津屋崎人形」の解説

津屋崎人形

福岡県福津市津屋崎(つやざき)地区に伝わる郷土玩具古博多人形の流れをくむ土人形で、製造起源は安政年間。「モマ笛」などのモチーフが知られる。

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