洞見(読み)ドウケン

デジタル大辞泉 「洞見」の意味・読み・例文・類語

どう‐けん【洞見】

[名](スル)《「とうけん」とも》事物本質などを見抜くこと。洞察
「よもやこの人々が余の詩想を―しはしまいが」〈漱石趣味遺伝
[類語]見抜く見破る見て取る看破見透かす達観読む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「洞見」の意味・読み・例文・類語

どう‐けん【洞見】

〘名〙 見抜くこと。見通すこと。洞察。洞観
江戸繁昌記(1832‐36)二「我、吾が黒眼を以、已に洞見し了せり」

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普及版 字通 「洞見」の読み・字形・画数・意味

【洞見】どうけん

見ぬく。

字通「洞」の項目を見る

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