洞爺丸事故(読み)とうやまるじこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「洞爺丸事故」の意味・わかりやすい解説

洞爺丸事故
とうやまるじこ

青函連絡船の転覆事故。 1954年9月 26日暴風雨をついて函館港から青森港に向けて出航した青函連絡船『洞爺丸』は,函館港の西方 1.6kmの七重浜沖で座礁,北海道西側を通過した台風 15号のため同夜 10時 40分頃転覆沈没した。このため死者,行方不明 1155人という日本最大の海難事故となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android