注連(読み)シメ

デジタル大辞泉 「注連」の意味・読み・例文・類語

しめ【注連/標/七三】

《動詞「し(占)める」の連用形から》
注連縄しめなわ」の略。
領有場所であることを示したり、出入りを禁止したりするための標識。くいを打ったり縄を張ったりする。
大伴の遠つ神祖かむおや奥つ城はしるく―立て人の知るべく」〈・四〇九六〉

ちゅう‐れん【注連】

しめ飾り。しめなわ。しめ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「注連」の意味・読み・例文・類語

しり‐くべ【注連】

〘名〙 =しりくべなわ(注連縄)〔観智院本名義抄(1241)〕

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普及版 字通 「注連」の読み・字形・画数・意味

【注連】ちゆうれん

しめ縄。

字通「注」の項目を見る

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