注文相撲(読み)チュウモンズモウ

デジタル大辞泉 「注文相撲」の意味・読み・例文・類語

ちゅうもん‐ずもう〔‐ずまふ〕【注文相撲】

有利な体勢にもち込むために、なりゆきではなく特に策を用いた相撲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「注文相撲」の意味・読み・例文・類語

ちゅうもん‐ずもう ‥ずまふ【注文相撲】

〘名〙 自分の作戦通り有利な体勢になった相撲。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

知恵蔵mini 「注文相撲」の解説

注文相撲

相撲の立会いでぶつかり合う瞬間に身をかわし、相手の体勢を崩して優位に立とうとする戦法。「変化」とも呼ばれる。正面から相手とぶつかり合う相撲を尊ぶ風潮が根強いことや、技能の点で劣ることなどから、特に横綱大関大一番取組で行った場合には批判対象となることが多い。しかし、反則ではないため、戦法の一つとしてこれを是とする意見もある。

(2014-11-26)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android