泣目(読み)ないめ

精選版 日本国語大辞典 「泣目」の意味・読み・例文・類語

ない‐め【泣目】

十訓抄(1252)四「我弓矢取る身にて候はば、仲正がやうにない目を見すべし」

なき‐め【泣目】

泣くようなつらい状態、立場。ないめ。
※俳諧・独吟一日千句(1675)追善発句「側からさへなき目になるぞ時鳥〈旨如〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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