波動光学(読み)はどうこうがく

精選版 日本国語大辞典 「波動光学」の意味・読み・例文・類語

はどう‐こうがく ‥クヮウガク【波動光学】

〘名〙 光を波動として扱う光学の一部門。光を光線として扱う幾何光学に対し、光の干渉・回折・偏り・分散などを主として扱う。物理光学。〔自然科学的世界像(1938)〕

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デジタル大辞泉 「波動光学」の意味・読み・例文・類語

はどう‐こうがく〔‐クワウガク〕【波動光学】

光を波動として扱い、干渉・回折・分散などを研究する物理学の一分野。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「波動光学」の意味・わかりやすい解説

波動光学
はどうこうがく

物理光学」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の波動光学の言及

【光学】より

…光に関する諸現象および光に対する物質の性質を扱う学問の総称。光を光線の集合と見て,その進み方や像の結び方を研究する幾何光学と,光を波動と見て,その物理現象を研究する物理光学(波動光学)に大別されるが,分光学,色彩論なども含めることが多い。このような意味での今日の光学は物理学の一分科にすぎないが,少なくとも17世紀までは,科学者ばかりか,哲学者や神学者さえもこの学問に取り組んだ。…

※「波動光学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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