法文(読み)ほうぶん

精選版 日本国語大辞典 「法文」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ぶん ハフ‥【法文】

〘名〙
法令文章
※条約改正論(1889)〈島田三郎〉二「私情の為めに法文を動かさんと欲するも」
大学法学部文学部を併称する略語

ほう‐もん ホフ‥【法文】

〘名〙 仏語仏法を説き記した文章。経・論・釈の類。経典の文。
※宇津保(970‐999頃)楼上上「しづかに時々はこもり侍りて、見たまはまほしきほうもん、書どもも侍り」

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デジタル大辞泉 「法文」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ぶん〔ハフ‐〕【法文】

法律法令の文章。「法文解釈」
大学の法学部と文学部を合わせた称。

ほう‐もん〔ホフ‐〕【法文】

など仏法を説き明かした文章。

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普及版 字通 「法文」の読み・字形・画数・意味

【法文】ほうぶん

法の条文

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