法定福利費(読み)ほうていふくりひ(英語表記)obligatory welfare cost

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「法定福利費」の意味・わかりやすい解説

法定福利費
ほうていふくりひ
obligatory welfare cost

福利厚生費のうち法律により資金の拠出が使用者に義務づけられている部分。健康保険厚生年金保険労災保険児童手当の事業主負担分,身体障害者雇用納付金,労働基準法による法定補償金などである。法定外福利費としては,住宅,医療,保健,生活援護,慶弔共済保険,文化,レクリエーションなどの諸手当がある。法定福利費は,企業規模による格差は比較的小さい。

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会計用語キーワード辞典 「法定福利費」の解説

法定福利費

厚生年金や健康保険といった社会保険料は、企業従業員が折半して支払うことになっています。このとき、企業が支払った分を経理上は法定福利費として計上します。

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