法の主(読み)ほうのあるじ

精選版 日本国語大辞典 「法の主」の意味・読み・例文・類語

ほう【法】 の 主(あるじ)

増鏡(1368‐76頃)一四「うへの一御はらの二品法親王性円ときこゆるを〈略〉ほうのあるしとしておはしますべくおぼしおきてけり」

のり【法】 の 主(あるじ)

仏、または一宗派の長。法主(ほっす)
※御室撰歌合(1201頃)五〇番「照すらん道かはるとも万代に法のあるじとみもすその月〈藤原有家〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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