油石・膏石(読み)あぶらいし

精選版 日本国語大辞典 「油石・膏石」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐いし【油石・膏石】

〘名〙
① 黄色で、油の色に似た石。〔語彙(1871‐84)〕
黒褐色で、油を塗ったようにつやのある石。岐阜県大垣市の金生山に産する珪質粘板岩を特にいうことがある。〔語彙(1871‐84)〕
③ 米の中に混じっている油色小石。〔語彙(1871‐84)〕
④ 「せきたん(石炭)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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