河骨(読み)かわほね

精選版 日本国語大辞典 「河骨」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ほね かは‥【河骨】

〘名〙 =こうほね(河骨)《季・夏》
本草和名(918頃)「骨蓬 〈略〉和名加波保禰」
梁塵秘抄(1179頃)二「聖の好むもの〈略〉さては池に宿る蓮の蔤(はい)、根芹根蓴菜、牛蒡(ごんばう)かはほね独活(うど)蕨土筆(つくし)

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デジタル大辞泉 「河骨」の意味・読み・例文・類語

こう‐ほね〔かう‐〕【河骨/川骨】

スイレン科の多年草。小川や池沼に生え、葉は長さ約30センチの長楕円形で、基部は矢じり形。夏、花柄を水上に出し、黄色の花びら状のがくをもつ花を1個つける。かわほね。 夏》「橋の下闇し―の花ともる/青邨

かわ‐ほね〔かは‐〕【河骨】

こうほね

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動植物名よみかた辞典 普及版 「河骨」の解説

河骨 (コウホネ・カワホネ)

学名Nuphar japonicum
植物。スイレン科の抽水性多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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