河喜多能達(読み)かわきたみちただ

精選版 日本国語大辞典 「河喜多能達」の意味・読み・例文・類語

かわきた‐みちただ【河喜多能達】

化学者。工学博士熊本県出身。東京帝国大学教授。応用化学、とくに有機化学工業研究に従事し、鳥もち成分や、雷酸塩類の構造を明らかにした。嘉永六~大正一三年(一八五三‐一九二四

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河喜多能達」の解説

河喜多能達 かわきた-みちただ

1853-1925 明治-大正時代の応用化学者。
嘉永(かえい)6年8月2日生まれ。ドイツ・イギリス留学後,明治30年東京帝大工科大教授となる。有機化学起爆薬雷汞(らいこう)の研究などで知られる。大正14年4月3日死去。73歳。肥後(熊本県)出身。工部大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android