河原弓削田村(読み)かわらゆげたむら

日本歴史地名大系 「河原弓削田村」の解説

河原弓削田村
かわらゆげたむら

[現在地名]田川市川宮かわみや桜町さくらまち新町しんまち中央町ちゆうおうまち千代町ちよまちなど

中元寺ちゆうがんじ川流域に位置し、南は西弓削田にしゆげた村・宮尾みやお村。江戸時代初期には宮尾村などとともに弓削田村と称された。元和八年人畜改帳に村名がみえ、高六六八石余、家数七三・人数一六一(うち百姓一五・名子一六)、牛二六・馬一八。宝永七年(一七一〇)には本免四ツ五分、本高六四七石余・物成三八二石余、田四九町余・畠一九町余、銀小物成二一〇匁余、竈数四八・人数二〇四、牛馬四七(「村々万覚書」瓜生文書)。郷村高帳では高一千四八石余、うち新田高一九五石余。旧高旧領取調帳では高八八二石余。享保飢饉の餓死者一三三(小倉開善寺過去帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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