沢木正一(読み)さわき まさかず

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢木正一」の解説

沢木正一 さわき-まさかず

1839-1891 幕末-明治時代彫刻家
天保(てんぽう)10年生まれ。沢木正利の弟。根付け類の彫刻で知られる。岡谷惣助の経営する名古屋七宝(しつぽう)会社の製品の意匠を担当。のち大阪にうつり,外国輸出ものの製作をおこなった。明治24年1月28日死去。53歳。号は奇峰堂,奇峰斎など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android