沖新田九番(読み)おきしんでんくばん

日本歴史地名大系 「沖新田九番」の解説

沖新田九番
おきしんでんくばん

[現在地名]岡山市九蟠くばん金岡東町かなおかひがしまち三丁目

金岡新田の南にあり、元禄六年(一六九三)に竣工した沖新田の西から八番目にあたり(→沖新田、吉井川河口西側に集落がある。「備陽記」では沖新田八番とみえ、高二千五四五石余、田畠一三六町七反余、家数一二五・人数六八五、船二。文化年間の「岡山藩領手鑑」によると大庄屋沖新田東手弥一右衛門組合に属し、「備陽記」と同高で、二口高二千五五九石余、田方一〇三町九反余・畑方三三町余、物成六七八石余(麦成なし)、家数二〇九(うち下作一)・人数一千四一、牛四八、育麦一一八俵余、樋守小屋一、船二九(海船一〇反帆より二反帆まで)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android